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メタ書式には、その適用対象によって、以下の各種類がある。
上記の各種メタ書式には、それぞれ、選択対象のメタ書式を表示・設定するためのキットがある。
InDesign文書は、任意の箇所と関連づけて、XML要素を持つことができる。
任意の段落/ストーリーにメタ書式を設定するには、その箇所にXMLタグをつけ、その要素の属性にメタ書式データを格納する。
※この方式の利点は、JustoFitプラグイン独自の形式の保持データをInDesign文書内に埋め込まずに、InDesignの標準機能であるXMLの枠組みの中にメタデータを収める点である。もしこのXMLを文書内に残したまま、JustoFitがインストールされていないInDesignでこの文書を開いても、プラグインがないことによる不具合や警告やいっさい発生しない。
このメタ書式格納用XMLのスキーマとしては通常、XHTMLを使用し、すべての要素と属性に接頭辞「xhtml:」をつける。
※これは汎用性と、他プラグインとの連携を考慮している。
※InDesignには、文書に関連づけられたXML要素・属性の名前空間URIや名前空間接頭辞を扱う機能はなく、単に識別子文字列の一部としての接頭辞として扱われる。InDesignからXML形式でファイルを書き出したり、XML形式のファイルをInDesignへ取り込んだりする際も、接頭辞はそのまま温存される。
ただし、文書が既存のXML構造を持つ場合は、その箇所にすでに既存のタグがついている可能性がある。もしそれがあれば、JustofitはそこにXHTMLタグをつけなおすことはせず、それをそのまま利用して、その要素にXHTML属性をつける。
このプラグインは、メタ書式を設定するべき対象にXML要素がないときは、自動的に以下のXML要素を作成する。しかし、メタ書式を設定するXML要素の名前空間や名前はこれ以外のものでもかまわない。
対象段落/ストーリーのXML要素にxhtml:style属性がないときは追加。
xhtml:style属性の値として、スタイルシートをインラインCSS形式で記述。
CSSの-un-metaformatプロパティ(JustoFit独自拡張)に、値としてメタ書式を記述。
メタ書式の記述は、XMLを用いたMFML形式で行う。
メタ書式を記述するMFMLは、メタ書式記述言語 Metaformat(MFML)仕様 第1版 リビジョン2に準拠する。
設定されているメタ書式を表示するには、上記の場所を開いて見ればよい。内容を変更したり削除したりすることもできる。
メタ書式はXML(XHTML)の属性内に書かれているので、InDesignからXML形式で文書内容を書き出しても、XML文書内で温存されている。このXML文書をInDesignへ流し込んでもメタ書式は元のまま温存される。
逆に、InDesign上でなくXML文書内でメタ書式を作成・編集したうえで、そのXML文書をInDesignに流し込むことによっても、メタ書式を設定することができる。このメタ書式はもちろん、InDesign上で作成したメタ書式とまったく同様に、InDesign上で編集・閲覧・適用することができる。
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