JustoFitホーム JustoFitバージョン1.4.2使用説明書


内部動作とXML構造への影響

XHTML要素の自動生成

JustoFitで相互参照を作成すると、参照先に自動的にXHTMLタグがつきます。これは、参照先の情報(位置・範囲・ID)を、XHTML要素の属性として格納するためです。

要素名

JustoFitが自動的につけるタグの名前は、XHTMLと同じです。

段落以外については、対象にすでにタグがついているときは、上記の要素名には改められず、元の要素名が温存されます。

※XHTML要素名の頭に接頭辞「xhtml:」がいちいちつく理由は、InDesign文書が既存のXML構造を持つ場合に、名前がぶつからないようにするためです。

相互参照のID

JustoFitは、相互参照先を識別するためにIDを用いて、その値を参照先要素のxhtml:id属性に格納しています。

それと同じ値を参照元のxhtml:href属性にも格納していますが、こちらは頭に「#」がつきます。

生成内容要素

JustoFitの「生成内容スタイル」パネルでスタイル名をクリックして生成内容を挿入するとき、内部的には以下のような文書構造変更が行われています。

しかしJustoFitは、こうして作成された生成内容要素だけでなく、直接またはCSSカスケードによりcontentプロパティ値を持つすべての要素を生成内容要素として扱います。したがって、たとえば

JustoFitで正しくスタイルの閲覧や生成内容更新を行うことができます。

※要素が直接自分のxhtml:style属性にcontentプロパティ値を持っているときは、「生成内容スタイル」パネルの[スタイルなし]または[セレクタなし]がハイライトされます。

CSS3に正しく準拠したこうした汎用性により、たとえJustoFitを使って設定した生成内容でなく、任意のWebページなどから持ってきたものであっても、JustoFitでそのまま機能させることができるので便利です。

参照先要素

JustoFitの「生成内容スタイル」パネルで「参照」ボタンを押して参照先を指定するとき、内部的には以下のような文書構造変更が行われています。

しかしJustoFitは、こうして作成された参照先要素だけでなく、xhtml:id属性値を持つすべての要素を参照先要素として扱います。したがって、たとえば

JustoFitで正しく参照や更新を行うことができます。



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