アプリケーションの移行
アプリケーションの移行
弊社では、DTP業務の一部として、アプリケーションの移行も行っております。
過去何らかのアプリケーションで作成した文書(データ)を、別のアプリケーションの文書に置き換える作業です。
移行の例
例えばPageMakerやQuarkXPressで組版したものを、FrameMakerやInDesignといったアプリケーションの文書に移し換えます。
移行のメリット
アプリケーション移行のメリットは、新しい高機能なアプリケーションへ文書を移行することで、より見栄えの良い、また使い勝手のよい文書へと生まれ変わらせることができる点にあります。
同時に過去の資産を現在のニーズに合った文書データへと再生させるというメリットもあります。
移行作業は困難?
しかし、なかなか思ったとおりの仕上がりにはならないのが、この移行作業です。
ソフト同士のデータの互換性や、それぞれのソフトがもつ特性によって、思わぬ結果が生じてしまったりは、しばしばのことでしょう。
アプリの特性を知って移行
移行前と移行後に使用するアプリケーションソフトの特性をよく知っていなければ、スムーズな移行は難しいのです。まったくデータに互換性のないソフト同士の場合は、テキストや画像データなどの材料を取り出してから文書を作り直すという作業が基本となります。
弊社では、過去のDTP業務の実績から蓄積した知識とノウハウを活かした移行作業を行います。
最新機能を使った、使い勝手のよい文書に
移行後のソフトがもっている機能をフルに活用したデータへと移行を行うことで、今後のデータ利用に際しても、より扱いやすいデータへの再生が可能となります。
文書の再利用が容易に
例えば、目次や索引の生成、ページ参照、表組みの機能を装備したアプリケーションへ移行すれば、文書の再利用がより容易になります。
構造化やWeb展開も可能に
さらに、タグ機能を装備したアプリケーションへのデータ移行を行えば、データの構造化やWebへの展開につなげることもできます。
大量文書の移行
大量文書の移行には、スクリプトを開発して、なるべく自動的に変換できる部分は自動変換したあとで、手作業で完成させることにより、作業効率を上げる工夫等も行っております。
プラットフォームの移行
Macintoshの文書をWindowsの文書へ、反対にWindowsの文書をMacintoshの文書への移行も、弊社では行っております。
アプリケーションの移行例
- PageMaker → FrameMaker
(マニュアル類であれば、FrameMakerの目次、索引の生成機能、ブックによるファイル管理、自動番号機能による通し番号等の管理が便利です。) - PageMaker → InDesign
- QuarkXPress → InDesign
- FrameMaker → InDesign(+JustoFit)
(InDesignによる高精度の組版機能に加えて、弊社のプラグイン「JustoFit」の相互参照機能を使えば、さらに高い実用性が再現されます。)